ヒーリングマムのおすすめ絵本レビュー①
めがねうさぎ 作・絵 せなけいこ ポプラ社
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・text by めがねうさぎ
うさぎのうさこは、ちがごろ目が悪くなったので「めがね」を買いました。
そして、ともだちと山であそんだ日の夜、めがねがないことに気がついて
真っ暗な山にさがしに行きます。
そこには、たいくつで、たいくつでこまっている「おばけ」がいたのです。
さて、うさこは無事めがねをみつけることができるのでしょうか?
こんにちわ!めがねうさぎです。
今日は私が大好きな「めがねうさぎ」を紹介させていただきます。
めがねうさぎが「めがねうさぎ」の本を紹介するって面白いでしょ?
私がこの本を初めて読んだのは、次女がお腹にいた4年前の
助産院でした。本棚にあるいっぱいの絵本から、暇な長女が
「これ、読んで~~」と持ってきたのが出会いでした。
絵本にしては、昭和の匂いのするレトロな感じの作風で
絵というより「きりえ」みたいな不思議な本でした。
読んでいて、とても読みやすくでもその中「くすくす」と笑ってしまう
面白さが組み込まれていて、すぐにファンになってしまったのです。
だって、うさぎが目が悪くなってめがねをかけたり
夜までめがねがないことに気がつかない「うっかりもの」だったり
目がわるいのに、怖がらずにまっくらな山に躊躇せず探しにいったりと
うさこの性格がとても面白い!
この「めがねうさぎ」はシリーズになっていて
何冊かあるのですが、私が読んだものでは
やっぱり、うさこはうっかりもので、お人よしで、
周りで大変なことが起きているのに、全く気がつかない。
とても、愛すべき人物なのです。
明るくて、頼もしい?うさこに近づきたくて
私のネームも「めがねうさぎ」なんです。
もしかしたら、私たちも、うさこみたいに周りでは大変なことがあっても
色んな「奇跡」の連続で今を過ごしているのかもしれませんね。
うさこみたいだったらと想像したら「くすくす」笑ってしまいます。
みなさんも、うさこになったつもりでどうぞこの本を
楽しんでください。
(そうそう、ここにでてくるおばけさんは、とっても可愛いんですよ。
おっと、おばけさんが聞いたら怒ってしまうんでしょうね)