絵本大好き!

絵本を楽しむために@

就眠前の絵本の読み聞かせ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・text by maya☆

絵本が好きだったので、子供が乳児のときから読み聞かせしてました。
実は、はじめは苦痛だったんです。
楽しいときも、もちろんたくさんありましたが、小さいと、読む本もかぎられてるし、
気に入ると、延々と同じ本を何回もだったり、次々とエンドレスで要求されたり
子供が園に入るくらいまでは、絵本の読み聞かせが苦痛で、
ほんとにたまーーにしかしてなかったんです。

我が家の絵本生活の転機は、幼稚園に入ってからです。
子供が幼稚園で絵本を借りてくるようになりました。
比較的、良書ばかり集めてくださってた幼稚園だったので、 こどもが次々に素敵な絵本を借りてきて♪

わーーこんなに素敵な絵本があるんだ〜と思ったらだんだん楽しくなってきました。
だけど、やっぱ、読み始めるとエンドレス・・・・みたいなのは、それでも良くありました^^;;

あと、もうひとつそのころ悩みがありました。
子供の夜の寝かしつけです。
なかなか決まった時間に寝てくれない・・・・寝かしつけが苦痛・・・な日々でもありました。
布団に誘うのも一苦労していました。

それである日ふと思いました。
お布団に入るとき、絵本を餌にしたらどうだろうか??

効果はバッチリでした!
「絵本読もう〜〜絵本持っておいで〜〜」っていうと、
喜んで絵本を選んで持って、布団に入ってくれるようになりました!!

はじめはそんなに長い絵本ではないので、数冊読み聞かせていました。
なかなか寝ないで、何冊も読むハメになったことももちろんあります。
だけど、寝かしつけに苦労してたころに比べたら、はるかにすんなり
寝てくれるようになりました。

素敵な絵本たちとの出会い、寝る前の毎日の日課となった絵本の読み聞かせ。
そのころからその時間は、私と子供の、至福の共有時間になったのです。


たぶん、それまで絵本の読み聞かせは、
「私が提供者、子供が受身」みたいな図式だったんだと思います。
そのころは、私が読むのが、
義務みたいな感じがして・・・あんまり楽しめてなかったんです。

だけど、日課になって、「共に楽しむ」ようになってからは、
私もその時間が毎日楽しみになりました。
絵本選びも楽しくなりました♪

その日一日、いろんなことがあっても、
最後は至福の共有時間で一日を締める・・・というのが、
精神衛生上、私にとっても子供にとっても、とても良いみたいです。


その後、だんだん長い本を読むようになってきたので、
年長くらいから・・・寝る前に2冊と決めました。
読んでる途中で子供が寝てしまうときもあるし、2冊読み終わってもまだ起きていて、
「はいおしまい、おやすみ♪」って言うときもあります。
それでも納得して、目を瞑って寝てくれます(笑)

そして、1年生の後半から「2年生になったら、
一冊はママが読むから、一冊は読んでね」と
お願いしておいたので、2年生からは、子供も一冊、私に読み聞かせてくれるようになりました。
だんだん児童書も含まれてきてるので、長編のものは一日1章ずつに区切ったりしています。

おかげで今でも、夜は9時半くらいまでに大体布団に入れるようになっています。
なので子供の朝の寝起きもわりといいです。
絵本を楽しんで、早寝早起きがすんなり・・・って一挙両得でございます(笑)

そして今でも、「私が一冊、子供が一冊」読み聞かせあう、至福の共有時間は続いています♪
できれば、わが子と一緒に住んでいるうちは、延々と続けたい・・・
と野望をもっている母でした。