子育て風景

日が暮れるまで走り回って遊んでいたい。

子供の時間

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・text by waco

島では踊りや三味線が、公民館なんかで習えたりする。
一生懸命習っている子がいるし、
うちの子たちも習いに行けば良いのにと
何度も言うのだけど、
「え〜(-_´-;)」と言われる。
踊りも三味線もどちらかというと好きなはずなのに、
遊びはいいけど、習うのは嫌いらしい。
どうもそれよりも、その時間も
秘密基地を作ったり、かくれんぼをしたり、
友達と日が暮れるまで走り回って遊んでいたいらしい。

なんだーせっかく習えるのにもったいないなーと思っていたけれど、
よく考えると、自分の子供の頃もそんなんだったっけ。

走り回って、子供だけの世界で、
子供の時間をたっぷり楽しむことが出来るなんて、
きっと一生のうちこの時だけだ。

そして、こういう時間は、
きっと大人になってから、イマジネーションを発揮する力になる。

そうだっけな。と思い出して。
もう言わないことにした。

踊りも三味線も大人になってから習ったって、
充分なんだ。


それよりも大事な生きる力は、 きっとこういう時間に培われるよね。

よし、わらんちゃ(子供たち)遊んでこーい。

補足ですが・・・
グランマザー国際会議に参加しましたが、そこで子供についてのお話を聞きました。
日本のおばあちゃんでしたが、7歳まではイマジネーション、ファンタジーの世界で
いっぱい遊ばせて上げてください。
そうしたら、その後の7年、最初は勉強に遅れているように思えても、
ちゃんと勉強に集中することができて、後に素晴らしい才能を発揮できることができる。
というようなお話をしていただきました。
うちの子は7歳過ぎてもファンタジーの世界にいそうですが・・・
でも、確かに勉強は集中力を発揮してセンスは良いと、先生からお褒めの言葉をいただきました。
7歳までいっぱい遊ばせた成果かな?