ママが癒やされるために

ママのためのアロマテラピーA

家庭に一本常備するならラベンダー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・text by akane

アロマ2回目は、「何はともあれ最初の1本を買ってみよう」でしょうか。
「アロマテラピーっていろいろ良いらしいけど」
実際にそれを実感してみましょう♪

最初の1本のお勧めは、
やっぱりラベンダーです(^^ゞ
普通すぎてツマラナイですが・・・やはり家庭に一本常備するならラベンダー。

その理由は・・・・・・・・

(1)安心であること。

精油は自然の植物から取った天然のものですが、非常に濃縮されています。
原液を肌に直接つけるのは危険で、必ず希釈(何かで薄める)して使います。
が・・・ラベンダーは数少ない、肌に直接つけても使える精油です。
つまり、万一肌に原液がついてしまっても、慌てる度合いが少なく、
安心な精油なのです。

(2)日常生活で効果を実感しやすい精油であること。

* 軽い火傷

患部を水でよく冷やしてから、原液をちょんとつけます。

* 日焼け
水や化粧水で0.5〜1.0%の濃度に薄めてからパッティングします。

* 虫刺され

原液をちょんとつけます。

* 風邪などの流行時

湯船に3滴や、マグカップのお湯に1滴や、ティッシュに1滴などで香りをかぎます。

* 寝付けない

湯船に3滴や、マグカップのお湯に1滴や、ティッシュに1滴などで香りをかぎます。

* その他

(消毒殺菌・抗炎症・皮膚修復作用などがあるので)にきび、擦り傷、
切り傷などにも、原液をちょんとつける、
またはクリームなどに混ぜて1%程度の濃度にしてつける。

(3)他の精油と合わせやすい。

ラベンダーの穏やかな作用から、または効能の広さから、または香りの相性から、
またはほとんどの人が持っている精油だから、
いろんな精油とのブレンドが紹介されています。
と、ラベンダーはアロマテラピー初心者におすすめといえる精油ですが、
初心者だけが使う精油ではなく、上級者にも不可欠な精油です。
(ちなみに私は上級者と言えるほどではありません(^^ゞ)
安心して、まずはラベンダーを買ってみて下さいね。


購入・使用についての注意

アロマテラピーは難しくはありませんが、押さえておくべき注意点はあります。
心身に作用するわけですから、守らなければいけないことがあります。
すべてここに網羅できるか・・・?ともかく上げておきます。

●精油だけを買っていきなり使い始めるより、

何か本を(古本でもいので)1冊手元に置いて読みながら使うのをお勧めします。
・・・どれでも大丈夫です、古本屋にGO!
もしくはアロマ屋さんの無料の小冊子とかにも注意と使い方がのってるかもしれません。

さらに注意点を書き出してみると、

●最初にも書きまたが、精油は原液を肌につけてはいけません。
必ず希釈(薄める)して下さい。(ラベンダー、ティーツリーは例外)
●内服も厳禁です(内服する使い方をする国もありますが)

●子供やペットに触られないように保管して下さい。

●日本人の大人の基準としてお勧めは、1%程度の濃度です。

精油1滴が約0.05mlなので、小さじ1(5ml)に対して1滴で濃度1%になります。

●大人より体が小さい「子供・赤ちゃん」には、ごくごく控え目につかって下さい。

赤ちゃんはやめておいた方がいいかなー。私は使うこともありましたが、
本当に自己責任で!

●精油は医薬品ではありません。医者に行く必要がある時は行く、医薬品を使う
必要がある時は使ってください。

●1つの精油を毎日続けて使い続けないこと。

●2〜3週間以内で、使用を中止するか別の精油に変えるなどして、長期連続使
用しないようにして下さい。

●香りが好みでなければ、無理をしないで使用を中止しましょう。
もったいなく感じても、後日別の精油とブレンドすればいい香りに感じることもあります。

●精油によって、使ってはいけない体質の人・状況があります。
本でちゃんと確認してから使いましょう。
(妊娠中の人、高血圧の人、てんかんの人など)

●精油の保管は光と空気による酸化に注意して下さい。
栓をしっかり閉める。暗所に保管する。

●精油はプラスチックを溶かす作用があります。

原液や濃度が濃いものが直接つくようなものにプラスチックを使わないように。
(精油をブレンドするときなど)

1%程度のものならプラスチック容器でも大丈夫ですが、やはり容器が劣化する
のが早いです。
(化粧水を入れていたプラスチック・スプレー容器が割れたことがあります。)

同じ理由で、精油を保管する時もなるべく壜を立てて置くようにしてください。

●今回のラベンダーについては、

買う時に「真正ラベンダー」Lavandura officinalis,またはLavandura angustifolia
を選んでください。

「ラバンジン」「スパイクラベンダー」では今回ご紹介した使い方では使えない
部分があります。
まれに、「ラベンダー」という名前の精油に、「ラバンジン」を混ぜている業者が
いるという話もあります。
なるべく信頼できるところで買って下さい。

●「精油」、または「エッセンシャルオイル」となっているものを買って下さい。

「アロマオイル」となっているものは、すでに薄められていたり、
合成香料が混ざっていたりすることがあり、
単に香りを楽しむ以上には使えません。
(100円ショップのアロマオイルとか(^^ゞ) 以上、ぜひ「ラベンダー精油」で
アロマテラピーの使い勝手の良さを実感してみてください!